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広島帰省 2011春 (3日目)

今日は朝から野菜を買いに行こうということになり、母に連れられ近所にあるJAの農産物直売所に。いや、びっくりですcoldsweats02。キャベツ1玉で80円とか、ほうれん草1束で80円とか、とにかく安いhappy02。普通のスーパーの野菜も安いのですが、直売所では農家の方が自分で値付けして置いてるらしく、朝採れたばかりの野菜が驚きの値段で並んでましたgood

帰宅後、今度は家族で近所の祖母宅へ。頭はしっかりしているのですが、足腰がずいぶんと弱ったようで、歩くのがしんどそうでした。94歳なので、仕方ないとは言え、会う度に徐々に老いていくのを見ると、ちょっと寂しい気がしますweep

なき祖父の眠る仏壇 タイガから見ると曾祖母

その足で、同じ町内の大きめのスーパーに行き、お買物t-shirt。少額だけど、地元に貢献ということでdollar。それにしても、東京と違って、店内の照明が明るいflair。今の東京に慣れると、バブルな香りを感じますthink

そして、昼食後に荷物をまとめ、空港まで送ってもらいましたairplane。息子タイガは置き土産ということで、31日までは疎開です。夕方には弟家族も実家に合流したようで、何だか賑やかそうでしたshine。対照的に、こちらは東京で再び節電生活ですmoon3


広島帰省 2011春 (2日目)

いつも通りに目が覚めてしまったけど、午前はまったりsnail

昼に弟家族も合流し、恒例の庭でBBQですrestaurant

恒例のBBQ 途中で小雪が舞い始め 3月なのに寒かった

食後にお土産で買ってきたバームクーヘンを食べ、再びまったりcake

リクキとタイガ ねんりん屋のバームクーヘンを食す

そして、息子タイガの新しい制服を甥っ子リクキが着てみたところ、あまりのサイズの違いに、一同大爆笑happy02

大爆笑 年齢差は1歳半なのに

その後、年始に撮れなかった恒例の記念撮影camera

恒例の記念撮影

受験生のリクキは明日の朝からクラス分けのテストがあるため、弟家族は帰宅し、昼食の賑やかさとは対照的に、静かな夕飯でしたmoon3


広島帰省 2011春 (1日目)

午前中は息子タイガの卒業式confident。かなりの人が校庭に残って歓談が続く中、13時半頃に足早に帰宅。慌ただしく昼食を済ませ、帰省の準備をしますdash

卒業式の後の余韻

羽田空港には17時前に着き、ちょっと早めの夕食fastfood。初めてのお店でしたが、なかなか美味でしたhappy01

絶品チーズバーガー みな満足

羽田空港も節電が徹底されており、照明の半分は消灯したままで、動く歩道も何本か止めていましたcoldsweats02。でも、夜は暗いから夜なのであって、普段から照明はこれくらいでいいんじゃないかなと思いますthink

ねんりん屋の周りも薄暗く 通路も薄暗く 動く歩道は停止

一方、広島空港はいつものように照明も全灯flair。薄暗いのに慣れると、無駄に眩しく感じるから不思議なものです。これまで、そんな風に思ったこともなかったのにthink。実家の車は10年以上前の2.5Lのセダンなので、実家までの道のりも、当然、アイドリングストップなんかせずに無駄にガソリンを燃やし続けるし、回生ブレーキもないから無駄に大気に熱を放出sweat01。実家のトイレも自動で蓋が開いて、自動で水が流れるけど、それも全部電気のおかげthunder

これまでは消費エネルギーのことはあまり考えずに、過剰に便利な方向に向いていたのが、今回の震災をきっかけに、少なくとも関東と東北の人は、無駄なものをどんどんと削る方向に流れが変わるんじゃないかな。そんなことを感じた、帰省1日目でしたconfident


電気を使う時間をずらそうよ

東京電力管内では、電力供給力の不足のため、節電が呼びかけられているのは、誰もが知っていることだと思います。省エネという観点では、節電は一次エネルギーの消費量削減に直結しており、非常に有効です。

しかし、計画停電を減らすという観点では、時間を問わず過剰な節電が必要というわけではありません。瞬間的にでも「電力供給<電力需要」という状態になると大規模停電が起きてしまうので、電力会社は常に「電力供給>電力需要」という状態を保つように努めています。3月19日現在、東京電力の電力供給力は約3,400万kWに減ってしまったので、常に電力需要がこれを下回るようにするため計画停電を実施し、電力需要を強制的に抑制しているのです。

電力需要は時間帯によって変動し、深夜から早朝にかけての時間帯が谷となりますが、昼間のおよそ半分程度にまで減ります。以前から、電力会社は電力需要の山と谷の差を少なくするよう、電力需要の負荷平準化を呼びかけていましたが、節電と同様、一般家庭でも簡単に対応できることばかりです。

要するに、「時間をずらして使える電化製品は、深夜か早朝に限定して使おうよ」ということを徹底すれば、それほど今の便利な暮らしを捨てることなく、計画停電を減らすことができます。具体的には、以下の電化製品を使う時間を、23時から7時に限定してみてください。

  • 炊飯器
  • エアコン
  • 洗濯乾燥機
  • 食器洗い機
  • 生ごみ処理機
  • アイロン

炊飯器

タイマーを使って、朝5時から6時くらいに炊きあがるようにし、起床してすぐにおひつに移しましょう。そうすれば、食べる時は温め直すだけの電力で済みます。おひつは楽天等でいくらでも売っています。理想的には土鍋でガス炊きでしょうが、それよりはハードルが低いと思います。

エアコン

タイマーを使って、朝5時くらいから部屋を暖めておき(もしくは冷やしておき)、遅くとも7時には切ってしまいましょう。夜は23時を過ぎたら使うようにしましょう。

洗濯乾燥機

タイマーを使って、朝5時くらいまでに洗濯から乾燥までを終えるようにしましょう。乾燥機を使わない人も、朝7時くらいまでに洗濯を終えるようにしましょう。

食器洗い機

タイマーを使って、深夜1時から朝5時くらいまでに使うようにしましょう。1回では洗いきれない場合も、2回目は朝7時くらいまでに洗い終えるようにしましょう。

生ごみ処理機

タイマーを使って、深夜1時から朝5時くらいまでに使うようにしましょう。これこそ、昼間に使う必然性がありません。

アイロン

夜型の人は夜23時を過ぎてから、朝型の人は朝7時くらいまでに使うようにしましょう。

ゲーム感覚で楽しむ

東京電力では、昼間の電気料金が高くなる代わりに、深夜と早朝の電気料金が安くなるおトクなナイト(2020年8月現在は、夜トクプラン)という料金プランがあります。電気メーターの交換が必要ですが、東京電力に連絡すれば、すぐに対応してくれますし、もちろん一般家庭でも適用される料金プランです。

毎月の料金明細には、昼間の使用量と深夜・早朝の使用量が別々に記載され、昼間の使用量が少なければ少ないほど、計画停電を減らすことに協力できたということにもなります。昼間の消費電力を、どのくらい深夜と早朝に移せるか、家族で楽しんでみてはいかがでしょうか?

ちなみに、我が家の2010年と2019年の消費電力の推移です。総量が多いので省エネという観点では誇れる内容ではありませんが、これくらいは深夜と早朝に移せるという一例です。昼間のエアコンを完全に禁止すれば、昼間は200kWh未満にできますが、それには家族の理解と協力が必要です。

2010年の消費電力 (夫婦共働き+小学生)
  昼間 8時-22時 (kWh) 夜間 22時-8時 (kWh) 合計 (kWh)
1月 285 706 991
2月 232 613 845
3月 198 518 716
4月 224 496 720
5月 204 373 577
6月 185 266 451
7月 284 433 717
8月 362 549 911
9月 367 513 880
10月 251 366 617
11月 184 481 665
12月 205 739 944
2019年の消費電力 (夫婦共働き)
  昼間 9時-21時 (kWh) 夜間 21時-9時 (kWh) 合計 (kWh)
1月 254 455 709
2月 203 451 654
3月 197 385 582
4月 184 302 486
5月 132 279 411
6月 111 259 370
7月 101 282 383
8月 133 365 498
9月 134 303 437
10月 117 235 352
11月 143 308 451
12月 169 413 582