車を所有する費用をきっちり計算してみた

つい先日、経済的な事情により、愛車を手放しました。

22歳で初めての愛車を手にして以来、28年もの間ずっと車と共に暮らしてきたので、まさに断腸の思いでしたが、最優先すべきは子供の学費と仕送りなので、自ら決断しました。

その一方で、様々な固定費から解放されて、ほっとした自分もいました。

ふと、お気に入りだったThe Beetleを所有して心地よい時間を過ごすために、一体、いくらのお金をかけたのかを知りたくなりました。

その金額は、月額90,223円也

内訳は、以下の通りです。

名目 費用
車両本体 (諸経費込み、購入額-売却額) ¥1,197,000-
自動車税 (24ヶ月分) ¥69,000-
点検整備費 (12ヶ月点検と車検) ¥188,619-
自動車保険 (28ヶ月分) ¥81,490-
駐車場 (28ヶ月分) ¥700,000-
ガソリン (992L) ¥144,455-
オイル交換 (2回) ¥18,317-
ポリマー加工 (2回) ¥28,000-
タイヤ (1セット) ¥99,372-
合計 ¥2,526,253-

そりゃ、経済的に苦しくなるわけだ。1台の車を占有するというのを、金額で表すとこういうことなのかぁ。

今は、カーシェアリングを利用していますが、近所のステーションだと自分好みの車がない代わりに激安です。とはいえ、車マニアじゃない限り、普通の人はこれで満足なんでしょうね。

渋谷か新宿まで行けば欧州車も借りられるので、月に一度くらいは憂さ晴らしでMercedesやVOLVOを借りるのも悪くないかな。そう考えることにして、当面は辛抱です。


プリウス もうすぐ1年

昨年の2月にプリウスが納車されてから、もうすぐ1年になりますhappy01。走行距離は、昨日時点でちょうど6,800km。例年より少なめなのは、息子タイガの中学受験を控え、帰省や旅行など、長距離走行がぐっと減ったためですthink

[プリウスのインパネの写真]

春夏秋冬、すべての季節をプリウスと共に過ごしたわけですが、面白いことに、未だに新たな発見があったりします。最近のハマリはECOモードclub。実は、納車直後にすぐに試したのですが、当時はアクセルの反応が鈍すぎると感じて、すぐに使うのをやめました。ところが、つい最近、誰かのブログで「ECOモードは奥が深い」という記事を読み、試してみたところ、これが実にいいgood。特に、バッテリーの残量が充分にある時は、エンジンを停止したままモーターだけで走る領域が広くなり、とてもEV(電気自動車)っぽい感じになります。NORMALモードだと、どんなにそっとアクセルを踏んでも、20km/hを超えた辺りでエンジンがかかってしまいますが、ECOモードだと60km/hまではモーターだけで走ることができます。そして、不思議なんですが、ECOモードの方がモーターを使う頻度が高いはずなのに、NORMALモードよりもバッテリーの残量が多めです。

気になる燃費ですが、納車以来の生涯燃費(満タン計測法)は20.8km/Lですgasstation。ざっくりですが、高速走行が23km/L程度、都内中心の市街地走行が19km/L程度です。プリウス以前に所有していた車は、0.6Lの軽自動車から2.8Lの欧州車まで、実にさまざまですが、断トツの低燃費ですね。プリウス以前は、東京から広島に帰省する際、必ず大阪辺りで給油する必要がありましたが、プリウスなら無給油で広島まで行けますcoldsweats02

さて、一昨年のi-MiEVに続き、昨年末にはリーフが発売され、いよいよEVの時代かという感じがなくはないですが、まだまだEVは使う人を限定しています。航続距離が短すぎるため、最寄り駅までのお迎えや隣町のショッピングセンターへのお買物くらいにしか使わないとか、地域限定の配送車両のように、走行パターンが固定的でないと、充電設備が未整備の現状では、怖くて使えませんsweat01。公称航続距離が160kmといっても、高速走行をしたり、冬場にヒーターを使ったら、実際には軽く100kmを切るようで、我が家のように、普段は近所乗りでも年に何度か遠出をする使い方には向いていませんgawk

また、ゼロエミッションが強調されていますが、あくまでも走行時のみの話で、発電時からトータルに考えれば、HV(ハイブリッド車)と比較して、大幅に優れているというわけではないようです。電気事業連合会が公表している発電方法の内訳を見ればわかりますが、ベースとなる原子力発電だけでは全供給は賄えないので、主に火力発電で足りない分を調整しています。つまり、深夜電力の時間帯も含め、電力需要が増えたら、その分はすべて火力発電で補うわけです。最新の火力発電でもエネルギー効率は50%程度。送電ロスやEVへの充電ロスやモーターのロスなどを考慮すると、トータルでのエネルギー効率は、HVとそんなに大きな差があるわけではないのが現状のようです。

そんなわけで、EVっぽさも味わえるのに長距離走行も可能で、トータルのエネルギー効率も比較的高いプリウスに、とっても満足していますconfident


Alfa GT 生産終了

ついに、Alfa GT が生産中止になってしまったそうですweep。ブレラが発売された後も、よく生き残ったなぁと感慨深いですconfident

[Alfa GTの写真]

本当はFIATグランデプントを見に行ったはずなのに、憧れだった Alfa GT を買ってしまったのが3年前coldsweats01。リーマンショックの影響もあり、わずか1年半で手放してしまいましたが、実に美しい車でしたlovely。エクステリアのデザインも、インテリアの質感も、これがイタリア車なんだという出来映えで、ドイツ車とも全く異なる世界観が漂っていましたheart02。エンジンはどちらかというと非力な部類でしたが、演出が上手で、エンジンを回すと、管楽器のようなとても官能的ないい音がし、これまたイタリア車という感じでしたhorse。ま、しょーもないところが壊れるのも、イタリア車らしかったですがcoldsweats01

一方、今思えば、一世代前の価値観、もしくは、20世紀の価値観の集大成と言ってもいい車だったのかも知れませんmovie。技術的には、直噴エンジンとセレスピード(2ペダルMT)という21世紀の流行は取り入れていましたが、妻アスカの当時の愛車 VW Polo に乗った時、低回転でどんどんシフトアップしていく低燃費指向に驚き、エンジンを回して喜ぶ時代は終わったのだと痛感させられましたbearing。そして、試乗でちょい乗りした Audi A3 Sportsback の直噴ターボとSトロニック(DCT)の組合せが生み出す滑らかな走りは、驚愕としか言いようがなく、試乗の帰りに乗った Alfa GT の古臭い走りに愕然としたものでしたcoldsweats02。プリウスの電気自動車っぽさが日常になってしまった今は、エンジンをかけないと走れないPoloやA3に、古臭さを感じることでしょうconfident

Alfa GT の生産中止のニュースは、僕にとっては、ひとつの時代が終わった象徴でしたbell


プリウス納車!

長かったぁthink。昨年6月下旬に契約してから、待つこと7ヶ月半sweat01。ようやくプリウスが納車されましたーcrying

[我が家のプリウスの写真]

10時半にディーラーに伺うことになっていたのですが、朝から小雪舞う生憎の天気ということもあり、営業さんが気を利かせてくれて、自宅まで車で迎えにきてくださいました。車の説明と書類のやり取りをすませ、自宅に戻ってきたのが11時半過ぎ。早速、自動車保険の車両入れ替え手続きとETCマイレージの登録変更を行ないます。

昼食を挟んでオーディオのセッティングとカーナビの取り付けをしていたら、妻アスカがやってきて「あれっ、この色だっけ」という驚愕の一言sweat02。黒がいいと言ったら、Poloと同じ紺じゃなきゃ嫌だと譲らなかったのは、あなたではないかgawk。でも、紺もきれいな色で気に入ってますけどねgood

その後、行きつけのENEOSで満タン給油しましたが、レギュラーなのが感動happy02。この8年間、中古輸入車を乗り継いできたので、仕方なくハイオクだったのですが、このGSのレギュラーはバイオガソリンということもあり、何だか嬉しいですhappy01

試乗も兼ね、近くのヤマダ電機までひとっ走り。まだ運転がぎこちないところもありますが、特に違和感もなく、身体に馴染んでいます。短い試乗ではわからなかったことも徐々に感じられるようになってきたので、いずれレポートしたいと思います。

明日はお台場までお出かけの予定です。首都高速の走りっぷりも楽しみですconfident


道男(みちお)?

Highway 会社の元同僚であるカヨコさんは筋金入りの空子さんで、「空港に行くだけでワクワクするんですhappy02」とか「自分が搭乗する便の飛行機の機種は必ず調べますよ〜lovely」とか、飛行機嫌いの僕には驚くことばかりcoldsweats02

ところが、先日、偶然に発見したこんなページを吸い込まれるように読んでいるうちに、自分って高速道路オタク(道男って言うの?)だと気付きましたcoldsweats01。車好きということもあり、基本、陸続きならどこでも車で移動するので、自然と高速道路の開通状況も気になる訳ですconfident

とは言え、高速道路なら何でも興味ありという訳ではなく、基本は自宅のある東京と実家のある広島の間が中心です。学生時代は、東名高速-名神高速-中国道しかなかったルートも、山陽道の全面開通とともに東名高速-名神高速-山陽道に変わり、その後も京滋バイパス、東名阪道、伊勢湾岸道の開通や延伸に伴って選べるルートも複数になり、今度はどこを通ろうかなぁと、今でも毎月のように日本地図を眺めてますsweat01。最近だと新名神高速の開通は心待ちにしていた大ニュースでしたhappy02。僕の場合、新しく開通した高速道路を走ると、本当にドキドキワクワクしてしまいますheart02

この先の開通予定が気になる道路と言えば、東京近郊では首都高速中央環状品川線、東京外環道(東京区間)、圏央道(神奈川区間)、東京と広島の間では第二東名高速、新名神高速(大津以西)、広島近郊では東広島呉道(山陽道との接続)、広島高速(2号線と5号線)と、挙げ始めたらキリがありません。無駄な道路を作る必要はないですが、少なくとも日常的に渋滞が起きている大動脈に対しては、きちんと整備していくべきだと常々考えています。特に東名阪ルートに関しては、物流トラックと一般車両を分離するようにできないものでしょうかthink

ちなみに、最もお気に入りの高速道路は、断トツで伊勢湾岸道ですlovely。愛知万博(愛・地球博)の開催に合わせて整備された道路で、名古屋の一番南側を東西に横断していますが、片道3車線で車線あたりの幅もゆったり作られているように感じ、非常に走りやすいです。大きな橋が連続し、名古屋港や伊勢湾を一望できる景色も絶景です。是非、名古屋を横切る機会がある方は、一度は通ってみてくださいgood